みなさまこんにちは!!
いつもHair×Cafe Lietoをご利用頂いておりますお客様、
ご来店をお考えのお客様こちらのブログをご覧いただきありがとうございます。
前回は新色の検証を行いながら、3社のメーカーの中から1社に絞り込み取扱いを始めました。
そもそも今回の新色は、
『グレイ』です。
このグレイは人により捉え方や感じ方、見方が全然違います。
グレイを日本語にすると『灰色』となりますが、
僕のグレイの定義は紫がかった灰色です。
このグレイに関しては、
美容師の中でも昔から意見が分かれておりカラーリングの施術で1番難しい色(技術)と言われています。
なぜ、
そんなに難しい??
実は『グレイ』という色のカラー剤がないからです。。
そうです。
僕たち美容師はグレイのオーダーが来たらお客様の髪質、ダメージ、赤味、黄色味、太さ、ブリーチの上がり(脱色)具合という全てのバランスを総合的に判断して作る他ありません。
なぜ、
メーカーがグレイのカラー剤を作らないかというと、
グレイの髪色にする為には『ブリーチ』が必ず必要となるからです。
上記で書いたようにたくさんの条件を満たして初めてグレイが出来上がります。
まず日本人は、
1.髪が暗い(赤味が強い)←特に九州地区で日差しが強い為(鹿児島と沖縄の方は特に)
2.髪が太い(欧米人などに比べ平均1.5倍程ある)
3.クセ毛の方が7割(クセ毛という事は髪の毛の1本1本が不均一)
4.大体の方がカラーやパーマのダメージがる(20歳以上の方の9割が該当)
そのブリーチも経験がある方はわかるかもしれませんが、
1回目でだいたいオレンジっぽくなります。
2回目でやっと金髪と言われる所まで脱色できます。
この事から、
人により脱色がどこまでできるか(特にメーカーによる多種多様なブリーチがある)がわからない為、
地域により赤味が強いなど
グレイを作っても売れる地域と売れない地域がわかれてしまいます。
という事は九州地区の美容師さんは関東や東北の美容師さんよりも、
より高度な技術と知識が必要となります。
最近ではSNSが普及しお客様がリアルタイムでいろんな情報が入手できるようになり、
グレイのお色も求めるようになってきました。
リエットでもたくさんの要望がありましたので今回検証を行う事となりました。
そして、
2人のお客様にカラーリングを施術致しました。
まずは1人目、
室内での写真
屋外での写真
室内でも屋外でもキレイな『グレイ』に見えますね!!
そして2人目、
どちらも室内(夜で屋外が撮れませんでした。。。)
こちらもキレイなグレイで下にはピンクバイオレットのインナーカラーが隠れています。
文章が長くなってしまいましたが、
グレイ系は今特におススメです♪
次回は当店で口コミ多数の縮毛矯正も開設したいと思います。
みなさまのお越しをHair×Cafe Lietoにてお待ちしております♪